residenz würzburg[レジデンツ ヴュルツブルク] ヴュルツブルク宮殿
バイエルン州
1719年にヴュルツブルクの司教に選出されたヨハン・フィリップ・フランツ・フォン・シェーンボルンがマリエンベルク要塞から公式の場を移すために建築されました。バルタザール・ノイマンの設計によるヴュルツブルク宮殿は、バロック建築様式の代表として、ヨーロッパでも屈指の宮殿です。
有名な「階段の間」は、柱の無い広大な吹き抜けに、画家ティエポロの描いた世界で一番大きいフレスコ天井一枚画があります。この吹き抜けは、当時としては常識外れの設計で、「設計ミス」「絶対に崩れる」などと酷評されました。しかし、砲術の技官でもあったノイマンは「砲弾を打ち込まれても崩れない」と反論しました。事実、第二次世界大戦の空襲でこの天井が残ったことから、彼の技術力の高さが証明されました。建材に軽くて丈夫で耐火性がある凝灰岩を使ったことも、その頑丈さの理由のひとつとされています。
レジデンツの裏にはホーフ庭園が広がっています。
SCHLOSS GALLERY
禁止・免責事項(必ずお読み下さい)